!extend:checked:default:1000:512:donguri=1/2八代海で赤潮が猛威を振るっている。今季はカンパチやシマアジなど56万匹以上が死に、熊本県内の漁業被害は13億円、4年間では49億円を超えた。沿岸3市町では、養殖業者がグループをつくり、赤潮の発生情報を互いに共有することで対応を早める試みも始めた。被害を抑えるためには何が必要なのか、漁業の現場を訪ねた。
■「出荷間近の魚が…」
「はっきり色が見えなくても、ここら辺に赤潮があるんですよ」。7日、穏やかに見えた天草市楠浦町沖の養殖場で、養殖業を営む浜大吾さん(48)が海水をくみ上げた。
明らかな着色はない。しかし、顕微鏡越しに見えるものを映したモニターを事務所で見せてもらうと、有害プランクトン「カレニア ミキモトイ」が確認できた。
赤潮は、海水中の植物プランクトンが急増して発生する。上天草市沖では5月末、1種類の有害プランクトンの発生量が基準値を超え、県は今季初めての赤潮警報を発令。発令対象は6月までに計4種類に増え、20日に全て解除された。56万7225匹が死に、被害額は13億3619万円(7日時点)に上った。
浜さんも養殖のブリ4500匹、マダイ600匹、シマアジ30匹が被害を受けた。「出荷間近の魚がいなくなった。餌代も高騰しているのに」と肩を落とす。
(後略)
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引用元: ・熊本・鹿児島の八代海で赤潮 カンパチやシマアジなど56万匹・13億円被害 [156193805]
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